手動導入テク


天体の手動導入テクニックについて、私の思うところを書いてみようと思います。
なお、導入テク全般については様々なウェブサイトで披露されていますので、 それを参照して下さいね。

各天体の導入ガイドが下の方にあります。その文章に行くには ここをクリックしてください。

ファインダの取付位置に気を配れ!!
@両目導入が可能な位置
肉眼で見えない天体の導入は、 近くの明るい星(基準星)をファインダ内に導入することから始めます。この時利き目でファインダを、 反対側の目で実際の空を見ながら望遠鏡を動かせば、最も早く導入できますよね。
私は左目が利き目なので、ファインダを右目で覗くとこの技があまり上手く使えません。
その為、私の望遠鏡では写真のようにファインダが筒先から見て左側に配置されています。

Aファインダを覗きながら片手で鏡筒を動かすことができる
鏡筒を目的の天体に向ける時、いちいちファインダから 目を離さなければならないようでは、効率的な導入が不可能です。したがって、ファインダを覗きながら 鏡筒を片手の小さな力でスムーズに動かせる位置にファインダを取り付ける必要があります。

B主砲の接眼部を覗く時に邪魔にならない位置
この理由はお分かりですね。

C楽な姿勢でファインダを覗くことができる
この理由もお分かりですね。苦しい体勢だと導入途中で諦めてしまうこと もありますよね。一般的に小さな望遠鏡は持ち運びが楽なのですが、ファインダを覗く時は身体を折り曲げなければならないことが多いようです。
私の25cmドブは接眼部の高さ変化が小さい為、常に椅子に座ったまま星を見ることができるのですが、上半身を左側にねじりながらファインダを覗く必要があり、結構大変でした。その為、本気で腹筋を鍛えました!!
一方45cmは普通に立った姿勢で覗けるので、身体に対する負担が殆どありません。


もちろん星図は重要です!!
@星図は片手で持てるものを、、。
天体の位置を全て覚えているわけではないでしょうから、導入に当たっては天体の位置を記している星図が欠かせません。
有名な星図としてはURANOMETRIAやSKY ATLASといったものがありますが、それを見ながら導入するのは結構骨が折れます。重くて片手で持てませんからね。もちろん自分の得意なフィールドだったら、机の上においている星図とファインダを交互に見ていけば大丈夫でしょうが、、。
また、ファインダー視野内はいつも北が同じ方向にあるわけではないので、星図との照合が結構厄介です。
そこでお奨めなのが本サイトの書籍のコーナーでも紹介した、左の写真のAstrocards (with Lighter)です。
これはカードの大きさが写真のL版よりも若干小さいくらいですので、片手で楽に持つことができ、ファインダの視野に合わせて向きも自由に変えられます。





A星図は2種類以上持て
上記Astrocardsはメシエや 12等級台位までの星雲・星団をカバーしていますが、HCG等暗いものはその他の星図が必要です。 それに適しているのがGoogle Skyです。この写真のようにGoogle Skyから切り取ってきて、写真用の用紙に印刷するだけ!!
超詳細ファインディングチャートもあっという間にできます。



また、AstrocardsではNGC3190を導入する際にしし座γ星をガイド星にしています(左図参照)が、実際の空で万一しし座γが見えない場合は他の星(例えば北側)から導入する必要があるので、このAstrocardsは役に立たないことになります。
その場合は他の星図を使って導入しなければなりません。
つまり万能な星図は無いので、いつも複数の星図を用意しておいた方が良いでしょう。




B星座名等簡単な英単語がわかれば米国の星図も使える
前述のように万能な星図はありませんので、様々な星図の中から自分にあったものを選ぶ必要があります。
その際、米国の星図も対象にできれば選択肢が倍以上になります。星図にはあまり難しいことが書かれておらず、星座名とあと幾つかの単語がわかれば使いこなすことができるので、是非購入してみてください。

C星図は明るく照らさない
観望する時の照明は当然赤い色にしていますよね。しかし赤い色でも明るければ暗順応した目に影響があることをご存知でしょうか?
暗い天体を見る時、明るい天体でも細部を確認する時には是非星図や書籍を照らすあかりの明るさに気をつけて下さい。

その他!!
@倍率に気をつけろ!
広視野を確保する為に低倍率のアイピースを使う方が多いと思いますが、特に惑星状星雲のような小さな天体は恒星と区別がつき難いので、低すぎない方が良いと思います。
因みに私はナグラー4-22mm+パラコア(106倍、0.7度)で導入していますが、覗きながら望遠鏡を高速で動かしても天体の存在が判別できる為、50倍ほどの倍率を使っている時より早く導入できるようになりました。


A視野の外の天体を探す時は、ホームポジションを意識せよ!
目的天体が視野の中に無く、視野の外に探しにいく場合(鏡筒を上下・左右に振る場合)、迷子にならないように必ずホームポジション(最初に見た視野)に戻りましょう。
これが結構難しく、いつの間にか数十度離れた場所を放浪していたなんてことも良くあります。


B特徴的なガイド星の並びを覚えよう!!
星図を用いずに天体を導入する人たちは、ガイド星の特徴的な並びを覚えているものです。
以下に代表的な天体に対するガイド星の並びを披露しましょう。
(今後少しずつ増やしていきます。)





M104は、からす座の上方に矢印があってそれが場所を示してくれています。
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M27は、や座さえ見つけることができれば、右の図を頼りに導入できます。5cmクラスのファインダならばM27は見えますので楽勝です。また、や座の近くには球状星団M71や双眼鏡で見ると美しいコートハンガーもありますので、寄り道してみて下さい。
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おとめ座銀河団は天体の同定が難しいですよね。
私はしし座のデネボラとおとめ座εとの間で、特徴的な4個の星の集まり3箇所(右図A〜C)を目印にギャラクシー・ホッピングしています。
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エスキモー星雲(NGC2392)はふたご座のδ星が作る四角形(対角線が直交する綺麗な形の四角形)を頼りに探せば結構簡単に見つかります。ただし、倍率が低すぎると見逃してしまうので、気をつけてください。
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黒目星雲M64は、30cm以上で見れば暗黒帯(黒目)がはっきりわかります。
まず、うしかい座の足元とおとめ座が示すかみのけ座α星を導入します(右の上図)。その星のすぐ近くにM53球状星団があるので、寄り道するのも良いですね。(NGC5053球状星団もありますよ!)
次に右図の三角形2つから35番星をファインダで導入し、星図からM64を導いてください。
これが私の導入法です。
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明るく大型のM106は、有名なニックネームこそありませんが、小口径でも充分に楽しめます。
まず北斗七星と63-χ星から3番星を導入します。その3番星を頂点とする三角形がM106を見つける目印となります。なお、右図右側の3重星はあまり明るくないので、気を付けて下さい。
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りょうけん座のα星コールカロリは素晴らしい2重星です。それを見てから近くにあるM94やM63、NGC4485/4490を見てみましょう。M63を導入するには、α星を頂点とし、β星と四つ星(図中、赤線で結んだ星)が他の点となる二等辺三角形をイメージしてください。
M94は線分α〜βを底辺とする鈍角二等辺三角形の頂点にあります。M94は大変明るいので、アバウトな導入法でも大丈夫です。
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へび座のM5はM13やM22と同様、見ごたえのある球状星団です。この天体の導入はさそり座の上(北)に等光の恒星のペアが二組ありますので、それを目印に導入します。これも5cmのファインダで余裕で見えますので楽勝です。
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りゅう座のM102(NGC5866)と細長い系外星雲で知られるNGC5907は右図中矢印で示した12-ι星の近くにあります。
私は特徴的な三角形2つから三ツ星を導入し、そこからそれぞれの星雲を導いています。(三ツ星と星雲との関係は当HPのしらびそ遠征のページで示しています。)
また12-ι星のすぐ近くに銀河トリプレットであるNGC5981/5982/5985もありますので、寄り道してみてください。
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M101は大きく、空の暗いところで見れば腕もよく見えます。探す時は北斗七星の中にある有名な二重星であるミザールから図のようにジグザグに星を辿って下さい。
実はこのジグザグの星、生まれが同じ兄弟星らしいです。
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NGC3242木星状星雲は、肉眼で2等星くらいしか見えない空の明るいところでも、望遠鏡を使えば結構はっきり見ることができます。
導入する為のガイド星はそれほど明るくないのですが、うみへび座α星であるアルファードから東に伸びるW型の星の配置を手がかりにすれば、それほど難しくありません。
ただし、倍率はあまり低くし過ぎないようにしてください。恒星と区別がつかなくなりますので。
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NGC3115スパイラルギャラクシーは、メシエになってもおかしくないほど明るく素晴らしい銀河です。
うみへび座α星アルファードから東に望遠鏡を振り、右図のような星の並びを目印に導入します。
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NGC4565はこれまた素晴らしいエッジオンギャラクシーで、暗黒帯もくっきり見えてとても印象的です。
また、NGC4559も明るく興味深い銀河ですね。
導入にはまずかみのけ座の中心であるMel111をファインダー内に入れ、右図を頼りにそれぞれを導きます。Mel111は見慣れないと上下・左右がわかりませんが、γ星が一番北なので、それを見印にしてください。
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しし座のNGC3521はあまり有名ではありませんが、9等級と明るく、大きさも12.5'もあって見ごたえがあります。
導入はしし座の後ろ足のところにあるσ星やχ星を目印にスターホッピングで行います。
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今更M13の導入法なんて教えて貰わなくても結構という方は多いと思いますが、ここでは光害地でヘルクレスは肉眼で見えないけどりゅう座のβ、γはぎりぎり見えるといった場合の導入法を紹介します。
右図に従ってチャレンジしてください。北極星がぎりぎり見えるところならこの方法で導入可能だと思います。
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メシエにならなかったのが不思議なほど明るいNGC2903系外星雲は、しし座の頭部にあります。
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NGC3077はM81、M82とで三角形を作ります。
結構明るくわかり易いので、超メジャーなM81、M82を見たついでに眺めてください。
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NGC3079はあまり明るい方ではありませんが、少し曲がった姿が興味深いと思います。
おおぐま座のνとφ星の間の三角形状の星の並びから導入してください。
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M83は条件の良い時に見ると、腕もわかるほどすばらしい銀河です。
からす座の南東にありますので、図を頼りに導入してください。
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Hickson Compact Galaxy Groupの中で最も明るいと思われるHCG44は、しし座の頭部にあります。
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NGC3226/3227のペアは明るく、見ごたえがあります。
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アンテナ銀河とか触角銀河と呼ばれるNGC4038/4039は、10億年前に高速で衝突したと考えられています。
場所はからす座の西です。
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NGC4666は、おとめ座のγ星近くにあり、導入しやすいので掲載しました。
空が良ければNGC4668も同一視野に見えます。
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NGC4697、4699は小型でそれほど面白くありませんが、明るいのでチャレンジしてください。
場所はおとめ座χを目印にしてください。
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NGC4762はわかりやすいエッジオン銀河です。NGC4754も同一視野に見えます。
場所はM60の東側です。
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NGC4244は長く伸びた感じが印象的なエッジオン銀河です。
りょうけん座βから特徴的な3組のペアの星を目印にしてください。
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NGC4361惑星状星雲は、からす座の中にあります
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NGC4631くじら星雲は、噴き出した潮のところにNGC4627があって印象的です。
すぐ近くにホッケースティックと言われるNGC4656/4657のペアもあります。
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NGC3718銀河は、北斗七星の柄杓の底にあります。
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HCG56は上記のNGC3718のすぐ近くにあり、よく見ると2つくらい見えてきます。
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NGC4449は明るい不規則銀河です。
りょうけん座のβから図のように辿って下さい。
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NGC4725も明るくお奨めです。
ざくっとした位置は、かみのけ座βとγとで作る鈍角二等辺三角形の頂点です。
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NGC5746はわかり易いエッジオン銀河です。
場所はM5から東に等間隔で位置する109及び110番星を目印にしてください。
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HCG68は周りに目立つ星が無いのですが、たくさん銀河があって面白いので挑戦してください。
私はりょうけん座の方から導入しますが、うしかい座の方がわかり易いかも知れません。
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明るいクウェーサー3C273はただの恒星にしか見えませんが、光害地でもわかるし、自慢できます。
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HCG62は、おとめ座φ星の近くです。あまり面白くないけど、紹介しておきます。
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NGC6207は、当HPの天体鑑賞スクールでも紹介したように、M13のすぐそばにあるので、ついでに見てください。
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NGC6543キャッツアイ星雲は、番号が覚えやすいですよね。
倍率を高めにして見ると、中心星や2重構造がわかってきます。
近くのNGC6503系外星雲もお奨めです。
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One of the Forgotten ObjectであるM56球状星団はこと座のβとγを結んだ線の延長にあります。
星団自体は地味ですが、視野に天の川の星がいっぱいあって楽しいです。
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惑星から外されましたが、冥王星は冥王星、、。たまには見てあげましょう。
いて座の南斗六星のμ星とM24から6番星を導入し、あとは右の図の下の文字をクリックした時に現れる星図を見ながら導入してください。
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詳細図はこの文字をクリックして!!

おおぐま座のχ星とM106との間にある銀河です。どれもやや地味ですが、特徴があり面白いです。
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2008年秋の海王星の位置です。大きさが2秒ほどですから 円盤状を確認するには200倍以上が必要です。
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やまねこ座のNGC2683は明るく、見ごたえがあります。
導入はかに座から行うと簡単ですので、ついでに春のアルビレオと呼ばれるかに座ι星 も見てみましょう。
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M67はぎょしゃ座の散開星団と 遜色ない素晴らしいものですが、あまり有名でないようです。
かに座が見えるところならば導入は簡単ですので是非見てください。
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NGC2301は、5cmのファインダー でも楽しめますが、少し大きな口径で見ると、中に含まれる赤(金?)色と青色の重星が とても綺麗です。
導入はこいぬ座のプロキオンからいっかくじゅう座δ星を経由するやり方とバラ星雲を 囲むいっかくじゅう座の頭から探すやり方があります。
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NGC7008は、近くに明るい星が無く探し 難いのですが、デネブから図のような特徴的な星の並びを目印にすれば何とか導入できます。
エッジにある金色と青色の2重星が印象的です。
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からす座の西にあるコップ座は暗い星が 多く、目立ちませんが、星座の形さえ覚えれば、系外銀河を比較的簡単に導入することができます。
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右の図には球状星団が12個もあります。
まず、さそり座のアンタレスの西、約1度のところにあるM4とアンタレスのすぐ近くにあるNGC6144 を見てみましょう。
次にアンタレスから北西にスターホッピングでM80を導入します。この星団は明るく見ごたえがあります。
そしてアンタレスとε星とで作る2等辺三角形の頂点にある図のような星の並び(へびつかい座のθ付近) をキーにすれば、M19やM62に比較的容易に導入できます。以上4つのM天体はファインダーでもわかると思います。
その他のNGC天体は8〜10等級台ですが、大きさがM19やM62と遜色ないので、そこそこ楽しめるでしょう。

M4までの距離は球状星団の中で最も近い部類に入る7000光年。その他は概ね20000〜40000光年です。
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上の図とは全く反対の季節である、オリオン座とうさぎ座 からM78(散光星雲)とM79(球状星団)を紹介します。
M78はオリオン座の三ツ星と二等辺三角形を作る位置にあります。淡いけど、眼視では中に含まれる恒星とともに 確認できるでしょう。
M79はうさぎ座のα星とβ星を結んだ線を南(地平線の方向)に等距離伸ばした所にあります。近くに5等星があり、 良い目印になるでしょう。
なお、うさぎ座αはオリオン座の底辺(リゲルとサイフ)の星とで二等辺三角形の位置にあります。
因みにM78までの距離は1600光年で、M79は43,000光年です。
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M11は星数が200とも300とも言われ、 中心の明るい星が印象的な小口径でも充分に楽しめる散開星団です。
わし座の尻尾(?)にある特徴的な星の並びをもとにファインダーで探してください。明るいのですぐにわかります。
因みに距離は5500光年です。
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上記の方法でM11を導入できたら、 南西の台形状に並んだ星を目印にしてM26を導入しましょう。
こじんまりとしていますが、円弧状の星の並びが興味深いです。
距離は5000光年で、M11よりも少しだけ遠いようです。
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ちょっとマニアックなLeo1(UGC5470)の 紹介です。
しし座のレグルスのすぐ北にあります。大きさは5.1×3.5'。明るさは10.2等ですが、 レグルスの強烈な明かりがある為確認が大変です。(おとめ座銀河団のM88と大きさ、明るさが 同じくらいなんですけどね、、。)
距離は90万光年です。
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りゅう座の銀河トリプレット であるNGC5981, 5982, 5985は渦巻き、楕円、エッジオン銀河が等間隔で並んでおり、 とても印象的です。
NGC5907を探した時のように、こぐま座からりゅう座のθ星とι星を見つけ、 その2つの星とで背の低い三角形を作る位置(頂点)を探してください。

大きな望遠鏡がある方は、NGC5976(15.1等)を加えたカルテットをお楽しみください。
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おとめ座の銀河はこのページの上の方 で紹介しましたが、あまり具体性が無かった為、今一度紹介します。
しし座のおしりにあるβ星デネボラから東へ望遠鏡を振り、特徴的な4つの星の並びを見つけます。
それさえわかればM98、M99、M100は楽勝ですね。
近くに小さなNGC天体もありますので、一緒にご覧ください。特にM100の近くは必見です。

M100を見たら望遠鏡を北の方向へ振り、図の星の並びからM85とNGC4394のペアを見ましょう。
かみのけ座24番星という色の対比の美しい2重星もお勧めです。
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球状星団M22は頻繁にご覧になると 思いますが、そのついでに球状星団2つ(M28とNGC6638)と惑星状星雲(NGC6644)を見てみましょう。
導入は簡単!!いて座のλ星とM22をファインダで探して図を元に導くだけです。
慣れた人は、望遠鏡の100倍の視野のままスターホッピングで導入できると思います。

ただし、惑星状星雲NGC6644は12等級台とやや暗く、大きさも3秒ほどしかありませんから 少し難しいかもしれませんね。
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NGC6826通称まばたき星雲 は米国でも結構人気があります。
導入ははくちょう座の十字の西側のイオタ星付近の星の集まりから行います。
少し離隔が大きい2重星のθ星からやはり2重星の16番星を目印にすると良いと思います。

倍率が低すぎると恒星と区別がつきませんから気をつけてください。
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